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アドバイザー・カウンセラーからの一言
メールマガジン『ジョブカフェほっと通信』にて配信しております、アドバイザー・カウンセラーからの一言のバックナンバーです。他ではなかなか見ることができない内容ですので、見逃した方など是非ともご覧下さい。
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3月号

自分自身で考え、行動する一助に!

ジョブカフェあおもり統括コーディネーター 小林 孝一

 今年は、久しぶりの豪雪で、皆様も大変な思いをしたことと思います。
最近は雪解けも始まり、やっと春の気配を感じることができるようになりました。

 さて、ジョブカフェあおもり・ハローワークヤングプラザ・あおもり若者サポートステーションの3施設は、11月から「ヤングジョブプラザあおもり」として、一体的運営を始めております。
 その運営の目玉となるのが、3施設の強みを活かして、就職活動を集中的に支援する「チーム支援」です。
 「チーム支援」は、カウンセリング・職業相談等をとおし、概ね3ヶ月を目途に就職を目指すものです。対象は、

 @ 学卒未就職者(既卒3年以内)で、定職へ就いていない方
 A 非正規労働者(不本意就業者)で正規雇用を強く希望する方
 B 就職への意欲が高いのに失業期間(概ね1年以上)が長い方
 C 上記のほか、相談者の状況を勘案し、チーム支援が有効と考えられる方

 となっております。

 県内の雇用状況は、15年ぶりに有効求人倍率が0.5倍台になったものの、全国的にみると下位から2番目と、依然として厳しい状況が続いています。
 「どうせ、自分が希望する求人はないんだから」「こんな時代に生まれたんだから」と諦めるのではなく、少しでも自分が満足できる進路のために、

 「今、自分が何をするべきかを考え、諦めずに行動する」

 ことが、必要だと思います。

 行動しなければ、失敗もしないですが、そこから学ぶこともできない。考え行動し続ければ、必ずみなさんを待っている仕事へ出会えると信じています。
 その一助として、ヤングジョブプラザあおもりの「チーム支援」を活用してみてはいかがですか。

 

2月号

「キャリアを積もう」

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 浜野 毅

ジョブカフェあおもりではキャリアに関する相談にキャリアカウンセラーが耳を傾けています。
いまさらですが、この「キャリア」とは何かご存知の方はどれほどいらっしゃいますでしょうか?
もとは英語のこの言葉careerと綴ります。荷台などのcarrierとは違う字ですね。
キャリアアップやキャリアウーマンなど職業と結びついた印象で、「経歴」「職歴」などと訳されることが多い言葉です。語源は馬車が通ってできた轍(わだち)だそうで、歩みの後ろにできるものなので「経験」と関わる意味を持ったのでしょう。

では、ジョブカフェあおもりにいらっしゃる、これから社会に羽ばたこうとしている若年者や学生は「キャリアがない」ことになるのでしょうか?
いいえ、私はそうは思いません。

誰しも、将来に活かせるものは何かしら持っていると思うのです。
学校生活の中でも「学力」「ケンカした同級生と仲直りしたこと」「クラスみんなで力を合わせたこと」「勇気を出して告白したこと」「夏休みの計画を立てたこと」「体育や部活などで得た体力」など経験から得たものは枚挙にいとまがないくらいです。

それでも、相談の中で「自分には何もない」とつぶやく人がいらっしゃいます。

例えば、人に誘われ初めての登山をするとしましょう。
思いのほか険しい道を行き、目的地に辿り着けるかどうか不安を感じるほどです。慣れない山道を歩くことがこんなに大変なのかと途中で何度もくじけそうになりますが、誘ってくれた人に遅れないように歯を食いしばって頑張ります。ずっと下を向いていた目はこれまでの生活では見られないような景色に夢中になっているかも知れません。そうしているうちにやっと目的地に到着しました。
さて、安堵の表情を浮かべながら何を思うでしょうか?

「しんどかった…もう二度とこんなことするもんか!」でしょうか。それとも…

「やりきった!これから何か諦めそうになった時は今日のことを思い出して頑張ろう」でしょうか。

いかがですか?まったく同じ経験ですが、片や意味を感じず、片や意味を見出しています。

経験に意味を与えるのは自分自身なのですね。私はこの話を中高生にセミナーの中でよくするのですが、私はこの時に「キャリアとは意味のある経験」だと言っています。

意味のある経験を積めるかどうかは自分次第です。学生だから、若年者だからキャリアを積めないということはありません。
どんどん意味のある経験を積んで、自信を持って社会に羽ばたいてくださいね。

ジョブカフェあおもりでは、いつでもみなさんを応援しています。

 

1月号

「震災二年 正月」

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 會田 秀夫

 今年の年賀状に「震災二年正月」と書かれた年賀状を被災された方からいただきました。私もその意に賛同し「震災二年」を使うことにしました。
 震災二年(平成24年)で9年目に入る≪ジョブカフェあおもり≫です。利用者はどんどん変わっていきますが、求めるものはあまり変化が見られない感じを受ける日々です。

 利用者の言葉から、「自分に合った仕事」と言う言葉をよく聞かされます。「自分に合った仕事」が有れば確かにそれは素晴らしい事で理想ですが、どうも現状に満足せず、何かを求めている人が多いような感じを受けます。
 長く就職活動をしている人に聞いてみると、「自分に合った仕事を探しているから」との答えがどうも多いようです。

 それって何だかおかしい気がします。二十歳やそこらで自分なんか解るはずがないと思います。私も未だに自分を解ったような振りしているだけ、ましてや「自分に合った仕事」だなんて解りません。今でも「やってみたい仕事」は、沢山ありますが、果たして「自分に合った仕事」と言えるか?疑問です。
 これまで生きて働いて来て、少しずつ解って来たことが有るくらいで「自分」も「合った仕事」も解ったより、解らないほうが多い自分です。

 「仕事は自分に合っていなくて当たり前」と言ったらどうですか、少しは楽になりませんか。

 「合う」「合わない」は自分より他人、職場なら上司、同僚、お客様が判断することではないでしょうか。「合う」「合わない」「向く」「向かない」「出来る」「出来ない」それは、人に判断させましょう。
 そんな事を今年も思いながら始まりました。

 「震災二年 正月」

 

12月号

『終わり良ければ全て良し』

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 古川 修

 早いもので2011年も12月になりました。みなさん如何お過ごしですか?
12月と言えば一年の最後の月です。「クリスマスはどう過ごそうか?」「大掃除はいつにしようか?」など慌ただしい思いをしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?私は年齢のせいですね!「光陰矢の如し」時間が「あっ!」という間に過ぎていくのを感じる今日この頃です。また、12月は一年を振り返る時間でもあります。みなさんにとって今年はどんな年だったでしょうか?

 今日は私が日頃心掛けている幸せのヒント『終わりよければ全て良し』についてお話します。

 これは、結末さえよければその過程にどのようなことがあっても構わないという意味です。
終わりが良いのは誰もが望むことですが、終わりが良いとその事全体に良い印象が残り、その過程の悪いことも「いい経験だった」と思えるようになるかもしれません。
年末に「今年は良い年だった」と思えたらいいですよね。そのためには、「今は幸せ」と思えることが大切ではないでしょうか。今はこれまでの結末であり、これからの始まりでもありますから。

 そしてこれは就職活動に通ずるものです!
今年、内定を得た方・就職が決まった方、本当におめでとうございました。
これからが始まりでもあることを忘れないでください。
残念ながら未だ就職活動中の方、あきらめずに勇気と元気をもって進んでいきましょう!
履歴書がうまく書けないとき、面接がうまくいかず落ち込んだとき、こういった経験があなたの役にたつ日がきっと来ます。それを乗り越えたとき、「今は幸せ」を感じることが出来るでしょう!
でもそれまでに、ちょっとの勇気がほしいとき、少し元気がなくなったとき、是非ともジョブカフェに来てくださいね。お待ちしています。

 最後に「心に希望を灯す」こんな言葉を添えます…『朝の来ない夜はない、陽はまた昇る』

 

11月号

「キャリアは偶然!?」

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 逢坂 久美子

 いつのまにか、赤や黄色が街中を彩る季節になりました。みなさん、お元気でお過ごしでしょうか?

 さて、今月は私が信頼しているキャリア理論のひとつを紹介しようと思います。

 「プランドハップンスタンスセオリー」これはアメリカのクランボルツという学者が提唱しているもので、和訳では「計画された偶然」といいます。クランボルツは数百人に及ぶ成功したビジネスパーソンのキャリアを分析しましたが、その内の8割は「今あるキャリアは予期せぬ偶然によるものだ」と答えたというのです。

 「キャリアは偶然!」と言われたら皆さんは「何!?」と思うかもしれませんね。

  就職活動をしているみなさんは、自分が目指す職業に就くために、計画を練り、準備し、万全を尽くして臨んでいることと思います。しかしどんなに万全を尽くしても思うようにならないことがあるのではないでしょうか。
 けれども、それは決して無駄なことではないと思うのです。クランボルツは論の中で、「持続性(あきらめないこと)」や「まず目の前のことに一生懸命取り組むこと」の重要性を述べていますが、この前向きな行動こそが、いつか偶然に訪れるチャンスにつながるのだと思います。

 皆さんが、「何のために仕事をするのか」 「自分はどんな仕事がしたいのか」 「そのためにどんな準備をすればよいのか」 自分自身に問い続けることが、偶然の確率を高めるのです。
 「あきらめずに、求め続けること」これが道を拓いていくカギなのかもしれません。

 そうはいっても道の途中で、迷ったり、悩むことがあるでしょう。そんな時はどうぞジョブカフェへお越しください。私たちキャリアカウンセラーがお待ちしています。

 

10月号

言葉の力

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 花田 亜美

秋といえば、実りの秋とか食欲の秋とか、人それぞれいろいろな秋があると思います。
みなさんの秋はどんな秋ですか。

最近私は心の肥しにしたくて読書をしています。仕事の本もあれば、好きな作家の本、自己啓発の本。読みやすいものもあれば、読みにくいもの、どうしても難してく読めないものもあります。今の自分には難しいけれど、いつか読める日が来るといいなと思っています。
でも、本を読んでいて気づいたことがありました。
仕事で失敗して落ち込んだ時、傷ついた時、人間関係が嫌になった時。
そんな時に私は本を読んでいることが多いです。

「なぜ私は辛い時や落ち込んだ時、迷っている時などに本を読むのだろう」と自問自答しました。
まずは本を読むとその世界に没頭できたり、嫌なことは考えなくても良い、ということ。それと、言葉や文章で励まされたり、勇気づけられたり、元気になったり、心が動かされたりするということ。
私は言葉によって色んな影響を受けているんだな、と改めて感じました。

人は言葉によって傷ついたり、嫌な気分にもなるけれども、同じ言葉で励まされたり、元気になったり、傷が癒えたりするんだろうな…
それは「言葉の魔法」だと感じています。

生きていると良い時ばかりではなく嫌な時も多いと思います。
いつまでも辛い状況や嫌なことは続くわけではなく、いつか必ず出口や光は見えてくると私は信じています。
でも、黙っていても出口や光は近づいてくれるものではなく、自分の足で一歩ずつ歩き出さなければ、その状況からは抜け出せないと思っています。

辛いとき、苦しい時、みなさんはどうしていますか?

 

9月号

“強み(とっておきのアイテム)”

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 神 ひろみ

 昨年同様、残暑厳しい最中いかがお過ごしですか?夏の暑さの疲れからダウンしていませんか?今年は、3月にあった東日本大震災によって生活面や仕事面、学校や就職活動などかなり大きな影響がありました。未だ、生活面では、節電を強いられるなど、今まで贅沢に過ごしていた私たちにとっては、いろんな面で考えさせられているのが現状だと思います。特に雇用状況が低迷している中、今回の大震災でさらに追い打ちを掛けられ、内定取消しや採用の延期など、就職活動についてはなおさら厳しい状況になり、その後改善は見られるものの、その影響は大きいものです。

 私は、相談業務の中で応募書類に関する支援や面接に備えての支援などを行っていますが、いつも思うことがあります。それは、働こうとする自分の特徴や成長の中で築き上げてきた能力や技術など、普段からの自分に気づいていないということ!履歴書やエントリーシート、面接などでいろんな問い方をされます。例えば、学業以外で力をそそいだこと?や長所・短所?自己PR?などのように、聞かれても何を話したらいいの分からない、何が長所?短所はなるべく話したくない、自己PRって何?とか。
仕事と何の関係があるのだろうと、不思議に思う方も少なくないと思いますが、ちゃんと意図があるんです。

 以前、私は一般企業で採用を担当してきた経験があるからこそ、企業側のもくろみや求めたい人材像についてのノウハウをお話できるのですが、採用で重要なことは、資格や経験の有無もそうですが、何よりも正直言って“どんな人”なのかってこと!
なのに、自分がどんな人なのか、自分のことを自信を持って相手に分かりやすく話してくれないのに、頼むから採用してください、と言うのって、どう思いますか。それは無しだと思いませんか?
『その人は、どんな特徴があるのだろう、アルバイトやサークル、部活でどんなことをやってきて、成功したことや失敗したことで何を知ることが出来たのか、辛かった時どのように乗り越えてきたのか、乗り越えるためにどのような工夫があったのか、結果どんな能力を身につけることができたのか』…をちゃんと伝えることで、仕事にどのように活かされるのか、企業なりにシュミレーションすることができるのです。ということは、そういう経験や能力があるならば、もちろん我が社でも頑張ってくれるだろう、と希望をもてる人材であると判断するのです。

結論、何が言いたいかというと、
自ら経験して気づいたことや辛いことを乗り越えた時に生まれる能力= (強み)“とっておきのアイテム”
とよばせて頂きますが、この厳しい世の中だからこそ自身が身につけた“とっておきのアイティム”で自分の夢を勝ち取ってほしいと思います。

 

8月号

頭で考える幸せと心で感じる幸せ

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 吾妻 珠紀

頭で考える幸せと心で感じる幸せは違うもの。

ジョブカフェには不安定だったり、傷つきやすい状態になったりした方が来所されます。本来の元気さを失った状態だと思います。
この状態を心理学では「自己不一致が強い」状態であると言うことがあります。

原因はいろいろあります。今の職場でのつらさや、失業状態が長く続いていたり、就職活動をする意欲がなくなったり、面接での不安が強くなったり。
ご相談にみえる方は「本来の自分」に戻りたくていらしているのだと強く感じています。いろいろな状況となりたい自分が一致していないから、不安定になるのですね。

私は、そういうときこそ、カウンセリングを利用していただきたいのです。
カウンセリングの世界では、目に見えるものはあまり大切ではないと考えています。それよりも、目に見えないことを大事にします。
目には見えない、理由はわからないけれど「ここだけは譲れない」というものが人には必ずあります。
「何かわからないけれど譲れない」ことの、「何かわからないけれど」という感覚を大切にすることを、私は日々心がけています。
ご相談にいらした方の経歴よりも、その方が何を求めて歩いていらしたのか、実現したいこころの幸せは何なのか、一緒に考えたいのです。
なぜなら、そこを裏切って妥協して生活していくと後で振り返った時に、「何のために生きているのだろう」と思ってしまうからです。
頭で考える幸せは目に見えますが、心で感じる幸せはそれだけではないと思うからです。

最後に最近、私がとても落ち込んでこの仕事を続けることを悩んだ時、私のカウンセリングの先生が贈ってくれた言葉を皆さんにも贈ります。

〜〜〜〜

ひとりの人間として、あなたのすべてが崩壊したとき、
何があなたを内から支えますか。
自分自身を裏切らずにいられますか。
宇宙や運命を信頼し、自らをあけ渡すことができますか。
そして、孤独なときの自分をほんとうに好きですか。

 

7月号

結びつき

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 浜野 毅

震災の影響で停滞していた就職活動が再び動き出し、大学4年生も忙しい日々をお送りかと思います。

一方、動きが早い地域では大学3年生がインターンシップの申込みを始めた話を聞くようになりました。公務員や専門職も採用試験が始まりました。

さらに、青森県内の一般有効求人倍率は1年を通してみると、最も低い3月から最も高い10月に向かうサイクルになっています。
求職・転職活動をされている方々もますます動きが活発になっていることと思います。

何かとあわただしいこの季節。みなさまいかがお過ごしでしょうか?
そうした方々のご相談に耳を傾ける日々ですが、感じることがあります。

全く知らない初対面の人にも
「へー、だから応募することにしたんだね。」
と思わせるだけのご自身と仕事との接点を見出して、それを伝えられるような準備のできている人が少ないことです。

引っ込み思案で人と接することが苦手という人が営業の仕事をしたいとか、見るからに体力がありそうとは思えない人が、土木建築作業員に応募するとか、
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私自身、学生のころは「事務職に就くんだ」と訳もなく思い込んでいました。スーツを着て仕事をする人が格好良く見えたんですよね。
学校を卒業して、運よく事務の仕事をすることができましたが長く続きませんでした。
…反省しました。
自分と事務職との接点を見出すことをしないままイメージだけで職業選択をしていたことを。

自分と職業とをどんな点で結びつけられるのかを理解することができれば、履歴書の志望動機に困ることも、面接の場で意欲を示すことも難しいことではなくなるのではないでしょうか。

ジョブカフェあおもりでは職業についての書籍が多数用意してありますし、適正診断プログラムで客観的に自分を見つめることもできます。私たちカウンセラーがみなさんを可能な限りサポートいたします。

カフェに来るような気楽な気持ちで、いつでもお越しください。スタッフ一同、お待ちしております!

 

6月号

皆さんにとっての「働く意義」は?

ジョブカフェあおもり 統括コーディネーター 小林 孝一

 早いもので、新年度がスタートし2ヶ月が経過しました。
  ジョブカフェがありますアスパム裏手では、ネブタ小屋が立ち8月の祭り本番へ向けて、ネブタ製作が進んでいます。

  さて、今年度も県内の多くの教育機関より「講師派遣事業」のお申し込みをいただき、スタッフがほぼ毎日出かけては、生徒さんへお話をさせていただいております。
 この時期、「インターンシップ」を予定されている学校さんが多いせいか、事前のマナー研修に加え多いテーマが「働く意義」についてです。

  「働く意義」は大きく分けて、

  @ 経済的な豊かさのため

    ⇒経済的にも誰にも頼らず生活すること。これは素晴らしいことです。

  A 人や社会のため

    ⇒働くことを通して、人や社会に貢献し感謝される。人の役に立つことをして
      喜ばれることは、働く喜びになります。

  B 自分の成長を実感するため

    ⇒人は、自分が成長している実感を持つと、生きる喜びになる。
      それが、仕事を通してより実感することができます。

 この3つだといわれています。

  先日、「東日本大震災復興に向けて」というテーマのTV番組で、宮城県女川町の蒲鉾製造会社さんが取り上げられていました。

 町が津波で大きな被害を受けた中、その会社さんの工場だけが奇跡的に残っていました。その会社の皆さんは、震災からわずか1カ月足らずで工場を稼働し、蒲鉾を生産。それを避難場所の被災者の皆さんへ無料で配り、多くの方に喜ばれていました。

 喜んで蒲鉾を食べている皆さんの笑顔も印象的でしたが、私が一番印象に残ったのが、その会社の社長さんが言った一言でした。

  「会社は地域の皆さんに生かされている」

 その会社の社員さんは、社長さんのその言葉に共感し、自らも被災している中、地域の方のために行動されたと思います。

 現在は、働くことで生活は豊かになっていく実感をもちにくい時代と言われています。お金のため以外に働くという意味を見つけることは難しいかもしれませんが、今回この事例をヒントに皆さんも、自分は

  「何のために働くのか」

ということを考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

 

5月号

JobCafe あおもり通信

ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 曾田 秀夫

JobCafeあおもり発足以来、早いもので八年目になりました。
これまでに多くの若者と関わり、就職支援をしてきましたが、今年は東日本大震災の影響もあるのか来場者も多く、五月の連休中も多くの利用者が訪ねて来られました。

その中には、以前JobCafeを利用して就職していた人、震災の影響で仕事を失くした人、これを機会に地元に帰り家族の近くで働くことを考えた人、危険な職場から転職を考える人…。
この青森にも東日本大震災の影響を強く感じる相談がしばしば見受けられます。

そんな彼らに対応している中で皆一様に、つらく苦しい思いをしているのに「何とか頑張っていきます」「自分だけじゃない」「もっと大変な人がいる」と前向きな言葉が返ってきます。意外に元気で強さを感じました。

今、日本全体が「がんばろう」を合言葉に、復興に自分ができることで応援しています。先日、近くの会社の入口に松山千春さんがラジオで東日本大震災に応援メッセージとして言った言葉が貼ってあるのを目にしました。

  知恵のある奴は知恵を出そう  

  力のある奴は力を出そう  

  金がある奴は金を出そう

  自分は何も出せないよって言う奴は元気出せよ  

それを見て思わずメモしてきました。
さすが、シンガーソングライター松山千春うまいこと言いますよね。
では、私は何を出そうか?そんなことを考えています。

就活中の諸君はやはり元気を出して結果を出しましょう。そのために私は知恵と力を絞り出しましょう。でも金は出ないね。それと元気は絞り出します。
頑張り続けるためにも頑張り過ぎないで!

 

4月号

ちょっと先輩からの一言

ジョブカフェあおもり 所長 蒔苗 伸一

 多くの高校生向け就職ハンドブックに、「高校生活のうちで将来の目標を定め、そのためには何をすべきかを見つけることが大事です。」と出てきます。早い段階からこのような意識を持つことはもちろん理想ではありますが、「何となく学校に入ったけど、どうしようか…。」と思っている方も案外多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。

 勤めて30年余り経つ先輩として、最近思っていることを、ちょっとだけ述べてみます。

 学校も職場も人の集合体であるという点では共通しています。職場で働くことをこと更難しいものと思わずに果敢に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

 職場も学校と同様に、周りにアンテナを張れば気付くことが沢山あるはずです。例えば、職場の仲間の話を聞くことは、自分と違う視点で自らを見つめ直す良い機会になります。知識や技術に限らず得るものは非常に多いと思います。日頃のそうした姿勢が

 「小さな自分磨き」になり、その積み重ねが人の成長につながります。

 人間である限り当然失敗もあります。失敗すると心が落ち込みますが、そこから学ぶことも多いはずです。その際は心の切り替えが大事です。終わりに、私なりの心の切り替え方法を紹介します。過去にある雑誌で読んだので出典は定かでありませんが、ひとしきり反省した後に、

 「New Me(今日からの新しい私)、Past Me(昨日までの私)」

と心の中で何べんか唱えてみることです。昨日までの私と今日の私は違うのだと…。私は、これまで何度かこの言葉を唱えてみることで心の切り替えを行ってきました。もし、上手い心の切り替え方法をお持ちでない方はこの方法を試してみてはいかがでしょうか。ただし、多用すると効果は薄れてきますので、念のため。