茉莉デザイン Matsuri Design

もともとは放送作家を目指して事務所に所属していました。最初はテレビの仕事もしていたのですが、ラジオに関わるようになってから仕事の面白さが一気に広がって。ラジオは少人数だからこそ自分の意見も通りやすく、「みんなで作り上げている」感覚が好きだったんです。そこからディレクターの仕事も任せてもらうようになりました。
当時は週7日働くほど忙しかったんです。それにYouTubeが急速に普及する中で、「ラジオ業界はこの先どうなるんだろう」という不安もありました。 もう一つ大きかったのは、私の周りに子どもを持ちながら続けている女性ディレクターがいなかったことです。このまま仕事を続けた先の自分を、イメージできなくなってしまいました。
はい。大学時代に取った簿記の資格を生かせることと、「時間が決まっている働き方をしてみたい」という思いから会計事務所を選びました。
「安定した働き方」という希望は叶いましたし、仕事自体も嫌いではありませんでした。ただ、毎月同じことの繰り返しの中で、「これって私じゃなくてもできるのでは......」と感じるようになってしまって。自分は新しいことを考えたり、工夫したりするプロセスが好きなんだと改めて気づきました。
その後、地元に戻って団体職員としてシステム系の部署で働きました。動画制作や、コロナ禍でのオンライン説明会への切り替えなどを行ったのですが、今振り返るとその経験が現在の仕事にしっかりつながっています。
難しいですね(笑)。
でも、その時その時は毎回「これが天職だ!」と思って全力でやっていました。 それで「あれ、ちょっと違うかも」と感じたら、また新しいことを試してみる。そうやってその時々の自分に合う働き方を、軽やかに選んできたのだと思います。
実は、そこまで深く考えていたわけではないんです。これまでの仕事も楽しかったのですが、「ずっとこの場所にとどまるのかな」と考えた時、「一度、自分でやってみるのもいいかも」と素直に思いました。
もちろんありました。でも「うまくいくまではアルバイトをしながら続ければいいや」くらいの感覚で。「絶対成功させるぞ」と肩肘を張るより、「まずはやってみよう」という気持ちの方が強かったですね。
最初はまったくありませんでした。「ホームページを作りたい人ってどこにいるんだろう?」と。起業相談に行ったり起業塾に参加したり、知人からの紹介を少しずつ繋いでいただいたりしながら、本当に地道に広げていきました。
旅ですね。新しい場所を訪れたり、その土地で暮らす人たちの日常を覗いたりするのが好きです。あとはエンタメも大好きで、アイドルのライブにもよく行きます。
実は、その「好き」がきっかけでお仕事につながったこともありました。BTSの話題で盛り上がったことからデザインのご依頼をいただいたりして。好きなことは仕事と関係ないと思わずに、目一杯楽しんでおくことって大事だなと感じています。
相手の期待をちょっとだけ超える提案をすることです。頼まれたことだけでなく、「これがあったらもっと面白いかも!」と思ったら自主的に作ってみる。イベントでもWeb制作でも同じです。
もちろんその分時間はかかりますし、直接利益にならないこともあります。でも、作っている自分も楽しいし、相手にも想像以上に喜んでもらえる。結果として、それが次のご縁につながっていくことが多いですね。
「資格を取らなきゃ」という思い込みでしょうか。 昔は資格取得を目指していましたが、今の仕事で本当に大切なのは、資格そのものではないと気づいたんです。だから知識を増やすこと以上に、実際に作ったり経験したりすることに軸足を置くようになりました。 もちろん専門資格が必要な仕事もありますが、私には現場で手を動かしながら学ぶスタイルが合っていると感じています。
今すごく楽しく仕事ができているので、このスタイルを大切に続けていきたいです。自分の「好き」を組み合わせながらクライアントに喜んでもらい、巡り巡って大好きな青森も盛り上げていけたら最高ですね。
100%のびのびできる仕事って、きっとないと思うんです。だからこそ「まずはやってみる」ことが一番です。
私自身、その時々で「これが天職だ」と思ってやってきました。でもやってみて「あ、違ったな」と気づくこともあれば、「これ好きかも!」と新しい自分を発見することもありました。
最初から完璧な正解を探さなくても大丈夫。やってみないと分からないことって、本当にたくさんありますから。
軽やかな挑戦の先に見つけた、自分らしい働き方