『就職活動』の3K

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ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 成田 安子

 今年の冬は、気温の差が大きく体調管理が大変ですが、みなさんは風邪などひいていませんか?

 さて、最近のジョブカフェは?というと、企業説明会や就勝クラブ等、来春(平成27年)卒業予定の学生さんを対象とした催しが数多く行われています。初めて就活に臨む学生さんの相談の中で多いのが、「何から手をつければいいか分からない」というものです。これは学生さんだけでなく、転職活動においてもあることだと思います。
 今回は、先輩カウンセラーが話していた印象に残っている言葉で、私もセミナーやカウンセリングの際にお話しさせていただく言葉を紹介します。
それは「『就職活動』における3K」です。「『就職』の3K」というと「キツイ、汚い、危険」といわれますが、「『就職活動』の3K」とは「書くこと、聴くこと、語ること」です。
 例えば「何をしたらよいのか?漠然としていて進めない状況」だとします。「書くこと」なら、これまでの経験を振り返り書き出す。これは経験を整理することになり自己分析に繋がっていきます。
「聴くこと」であれば、たくさんの人の話を聴いて視野を広げることも勿論ですが、他の人へ自分のことについて聴くことで、自分では当たり前と思っていたことでも、客観的視点から新しい自分の発見に繋がる可能性があります。どんな会社が?仕事があるのか?を聴いたりすることで職業理解にもつながります。
「語ること」はズバリ面接を指しています。就職活動では面接の場面で「自分のことを相手に伝える」ことが求められます。また、自分のことを「語る」ことで不安や考えを整理することにもつながります。

皆さんも、少し行き詰ったなと感じたら「書く・聴く・語る」の取り組みやすそうなところから始めてみてください。もし、どこから始めていいか分からなければ、カウンセリングを通して「語る」ことから始めてみてはいかがですか?