失敗を恐れず行動を

HOME > メッセージ・ボイス > 失敗を恐れず行動を
  

統括コーディネーター 小林 孝一

 4月に入り、青森市内もようやく春らしい気候になってきました。
4月といえば「入学式」「入社式」が行われ、新しい環境での生活をスタートさせた皆さんも多いと思います。今回は、新しく社会人になった皆さんへ少しお話をしたいと思います。
 
 さて、日本生産性本部の調査研究によると、今年度の新入社員は「自動ブレーキ型」タイプだということです。説明をみると

「知識豊富で就活も手堅く、そこそこの内定をもらうと、壁にぶつかる前に終了。何事も安全運転の傾向にある。人を傷つけない安心感はあるが、馬力不足。」

とあります。

 確かに失敗することは、誰しも嫌なことですし、何事もなく事が進むのがいいと思うのは当然かもしれません。でも、それでは新しい環境で何も学ぶことはできないと私は思います。
 例えば、学生時代のテストをとってみても、間違ったことが恥ずかしいから、できたことにして丸をする人より、なぜ間違ったのかしっかり復習した人の方が、成績は伸びていきます。仕事にも同じことがいえます。

  これから、社会人としてスタートする皆さん。初めから全てわかって、うまくいくなんてことはありません。でも、

  ・主体性(物事に進んで取り組む)
  ・働きかけ力(他人を巻き込んでいく)
  ・実行力(目的を設定し行動する力)

 この3つのことを意識して、失敗を恐れず、粘り強く何事にも取り組んでいきましょう。そうすることで、皆さんの大きな「可能性」が開花すると私は信じています。