面接で緊張しないために

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ジョブカフェあおもり キャリアカウンセラー 逢坂 久美子

 あけましておめでとうございます。
 今年もジョブカフェあおもりをよろしくお願い申し上げます。

 さて、就職活動には大きな難関が二つあります。一つは履歴書等の書類作成、もう一つは面接です。
 特に面接は自分自身をまるまる審査されているようで、とても緊張します。喉もカラカラ、舌も回らず、挙句の果てに頭が真っ白になり、言いたい事も言えずに終わってしまった・・・そんな経験がみなさんも1度はあるのではないでしょうか。「本当はできる自分」なのに緊張のために失敗することは、できるかぎり避けたい事です。
 そこで、今回は私が普段利用者の方にお話ししている「面接で緊張しないためのアドバイス」について紹介したいと思います。

 第一・・「面接は審査されるだけの場ではない!」ということ。もちろん採用側は良い人材を採用したいと、あれこれ一方的に質問してきますが、応募側にだって選ぶ権利はあるのです。相手企業を良く観察し、理解し合い、お互いに納得のいく面接にしたいものです。一方的に審査される場ではないとわかれば、少しは気持ちが楽になりませんか?面接は企業と自分の出会いの場として捉え、相手との契約に至るコミュニケーションを楽しんできましょう。

 第二・・緊張している状態というのは、身体に力が入っている状態です。ですので、力を抜くことが効果的です。深呼吸したり、一度グッと身体に力を入れ、一気に脱力するような体操も良いでしょう。・・もちろん力の抜きすぎは要注意ですよ!

  第三・・「場数を踏む」どんなことでもそうですが、慣れてくると緊張しなくなるものです。1回、2回たとえば10回採用されなかったとしても、めげることなく、果敢に挑むことです。すべてが次につながるステップだと考えるのです。面接に慣れることで不安もなくなりますし、自分自身を思うように表現できるようになります。ただ、ここでは慣れすぎに注意しましょう。緊張感はなければよいというものでもありません。そうです、面接には適度な緊張感が必要なのです。

 その他・周囲を観察することで冷静になる(面接官のネクタイ赤だな。少し曲がってるな等)・面接官をいつも接している先生や年上の友人だと思って面接に臨む等、自分に合った方法を試してみて下さいね。
 また、ジョブカフェでは、キャリアカウンセラーによる個別の面接練習もできますし、「就活に向けた心の整え方」等就活に役立つセミナーも開催しているのでどうぞご利用下さい。

 最後になりましたが、今年一年が皆様にとって飛躍の年であることをお祈り申し上げます。