自分を知る ということ

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キャリアカウンセラー 大瀧 朋子


 ねぶたが終わり、秋の風が吹いてきたかな?と感じることも増えてきました。

季節の変わり目、体調を崩さず乗り切りたいですね


 さて、みなさんは「自分のこと」をどれくらい理解していますか。

 そもそも、「自分」ってどんなことから理解できるのでしょうか。理解すると何かいいことがあるのでしょうか。


●自分のこれまでの「経験」をふり返り、得意なこと、苦手なこと、興味のあること、心を揺り動かされた出来事・・・改めて整理してみることは自己理解の一助になります。また、そのような経験から、自分が大切にしたい「価値感」はどんなものか、改めて考えてみるのも自己理解につながります。

「価値感」というと漠然としていますが、「自分がどうありたいのか」という言葉に置き換えられます。人生において望むこと、望まないこと、何を目標にして生きていくかを明確にすることで、自分の中に軸ができ、何か決断をしないといけない時に迷いが少なくなると言われています。心強いですよね。


●自分が自分のことを考え、評価するだけでは、どうしても偏ってしまいます。他者と関わることで、初めて見えてくるものがあります

 家族、友人や同僚、上司からの評価は耳が痛いこと、または納得できないと思うこともあります。それを受け止めるのは時に苦しいことですが、一度勇気をもって受け止めたとき、きっと自分が成長できるのではないかと考えています。もちろん、耳の痛いフィードバックだけでなく、自分はこんな良いところがあったのかと思わず気づかせてもらえることだってあります


 私は現在アスパム3階にあるジョブカフェあおもりで、就職活動のお手伝いをさせていただいております。来館される方々が、就職活動の色々な段階で、指針を持って就職活動をされている姿を見て学ぶことはとても多く、自分もしっかりとした軸を持ちたいと常々思っています


 就職活動は、そのすべての過程に「自分を改めて考えること」が含まれます。決して簡単なことではないと思いますが、今一度自分を棚卸することは非常に価値のあることではないでしょうか。



 そのお手伝いが少しでもできたら、と考えております。

 ぜひ、ジョブカフェあおもりをご利用ください。