「自己肯定感」

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キャリアカウンセラー 神 博子


 ジョブカフェあおもり、ホームページをご覧の皆さんこんにちは!

 連日、猛暑が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。

 学生の皆さんは夏休みを満喫していますか。また、社会人の方は夏休みを取得できそうですか。



 さて突然ですが皆さんに質問です。

 キッズウィークという言葉を聞いたことはありませんか。


 キッズウィークとは、国が平成30年度からの導入を検討しており、子どもの夏休みなどの一部を分散させそれに大人の有給休暇取得を促すものです。

 子どもは成長の過程でモノの見方や考え方、又は信念や自分なりの常識といった観念を形成します。そこで形成される一つが自分の評価でもある、自己肯定感です。

 日本人の自己肯定感は世界の中で圧倒的に低いと言われており、子どもの自己肯定感を高めるためには大人が子どもと向き合い絆を深めることが大事だと言われています。


 そもそも自己肯定感とは、その名の通り自己を肯定する感情のことですが、物事に取り組む意欲(モチベーション)や幸福度にも大きな影響を与えます。

 例えば、様々な出来事に対して積極的に取組んでいくことができますし、幸福度も高まっていきますが、逆に自己肯定感が低いと意欲の低下だけでなく、自分で自分を苦しめるような考え方に捉われてしまい、幸福度もなかなか高まらないといったことも起こります。


 自己肯定感とは人より優れた自分を誇りに思うことではありません。

 人と比べて劣っていたとしても自分はかけがえのない存在であると意識し、ありのままの自分を受け入れてみましょう。


 大人もキッズウィークを機に積極的に有給を取得し、「働き方改革」「休み方改革」することで自分と向き合う時間を確保して、キッズウィークが導入されたら有効に利用してみたいですね。