志望動機のまとめ方

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キャリアカウンセラー 中谷 紗矢佳


 履歴書や面接で問われる志望動機。みなさんはどのようにまとめていますか?

 志望動機をまとめるためには、応募先と自分との共通点をみつけた上でまとめることがポイントです。相手(応募先)を知らずに、相手の心に響く志望動機はまとめられません。


 志望動機をまとめることができないという方には、面接官であれば、『どういう人と一緒に働きたいか。』『どういう人が〇〇職に向いているか。』といった視点で考えてみることです。これらが想像できないときには、応募する仕事や事業所についての理解が十分でないのかもしれません。

 ジョブカフェあおもりでは、そのような方には職種・事業所分析をお勧めしています。


 まず、職種についての分析です。

 採用された後、自分はどんな仕事をするのか(どんな顧客を対象に、どんなサービス又は商品を、どんな形で提供するのか。等)といった視点で分析することです。

 例えば、薬局での医療事務でも、隣接する病院の特徴や規模によっては患者の年齢層や混み具合、職員数の違いなどから、事務職員に求められる能力が若干異なるとは思いませんか?  

 自分が行うであろう仕事内容から求められる能力を考えることが大切です。


 次に、事業所についての分析です。

 事業所の創業年、代表経歴、経営理念、主な事業内容、営業規模、社員数や社員の平均年齢などの情報を事業所のホームページから収集し特徴を分析しましょう。しかし、事業所によってはホームページがないところもあります。そのような場合は、求人情報サイトや地元紙、経済新聞、業界や職種についての書籍などから情報を収集してみましょう。また、業界について調べることも大切です。同業他社を比較することで応募先の特徴が見えてくることもあります。


 『応募先が求める能力をいかにもっているか。』

 『同じ業界でも、なぜこの事業所で働きたいのか。』

 自分の経験や考えを交え、説得力のある志望動機をまとめましょう。


 志望動機をまとめたい方は、ぜひ、ジョブカフェあおもりをお気軽にご利用ください。