キャリアカウンセラー 渡邉 智香子
こんにちは。キャリアカウンセラーの渡邉です。
就職活動において重要なものの一つに、自己分析があります。
私の実家は、私が幼少期の頃から下宿業を営んでおり、もの心がついた時には、大勢の大人が一緒に住んでいるという環境でした。人数も結構多くて、20人くらいはいたと思います。
一般的に学生時代は、同年代の方との交流が多いと思いますが、私の場合は違いました。
そんな環境で育ってきた私は、自然と大人の人と話せるようになっていたのです。
自分でも気づかないうちに、人と話すことがスムーズにできるようになっていたと思います。
そのことが社会に出た時に活かされることになります。
短大を卒業して銀行に入行、窓口業務に配属になった時でした。
銀行の窓口には色々なお客様が来ます。年齢の幅も広く、職種や役職も様々です。
ところが、自分でもびっくりするほどお客様とスムーズに会話をすることができたのです。
周りの方からは「水を得た魚のようだ」と言われました。
そして私は今もこうして、人と話す仕事をしています。
今思えば確かにあの特殊な環境の中で育ったことが、自分の中に大きく影響していたと思います。
自分の特性を見つけることはなかなか難しいかもしれませんが、育ってきた環境の中で、何か身についたものが
あるのかもしれません。
それから自己分析をするというと、なにかとても大変なことのように思いますが
普段の生活の中で何かに触れて心が動いた時、それは自分自身からの心のサインだと思うのです。
だから、それを見逃さないでほしいのです。
「好き」とか、「楽しい」とか、「嬉しい」と感じた時、「やる気」が出た時
それはどんな時でしたか、何をしている時でしたか。
自分がどんなことをしたいと思っているのか、どんな時に喜びを感じるのか
自分に合う働き方を見つけるヒントが、そこにもあるのかもしれません。
もし天職というものがあるとすれば、それは決して天から降ってくるものではなく
きっと自分自身の中にあるのだと、私は思うのです。
どんな仕事に就きたいのか、仕事を通してどんな自分になりたいのか
私たちキャリアカウンセラーと一緒に考えてみませんか。
カウンセリングのお申し込みはコチラから↓
https://www.jobcafe-aomori.jp/mailform/counseling.php