渡邉 智香子
こんにちは!ジョブカフェあおもり、キャリアカウンセラーの渡邉です。
皆さんは慣性の法則をご存じでしょうか。
「外部から力が加わらない限り、静止している物体は静止を続け、運動している物体は
その速度を一定に保ちながら直線運動を続ける」
これはアイザック・ニュートンの法則です。
私は、この法則を日常の中でふと感じることがあります。
たとえば一度始めた掃除が止まらなくなったり、読み始めた本を最後まで一気に
読んでしまった時などです。
ちょっとした汚れが気になって掃除をはじめたら、次々と別の場所が気になって、
結局一日中掃除していた...そんな経験はありませんか?
ちょっとしたきっかけでスムーズに行動に移れることってありますよね。
一方でそれを始めるまでにはすごく時間がかかったり、「やろう」と思っていても、
なんとなく気持ちが乗らなくて、結局やらないで終わってしまうこともよくあります。
この慣性の法則は、就職活動にも通じるのではないかと私は感じています。
「ジョブカフェあおもり」に来られる方の中には、試験日ぎりぎりまで面接の練習を
繰り返す方もいれば、周囲が就職活動を始めているのに、
「自分はまだ何もできていない」と、焦って相談に来られる方もいらっしゃいます。
「なんとなくやる気が起きない」「モチベーションが上がらない」と、悩んでいる方も
多いようです。
そんな時に参考にしたいのが、社会認知的キャリア理論(ロバート・レント、
スティーブン・ブラウン、ゲイル・ハケットによって提唱)です。
この理論では以下の3つのことが重要だとされています。
1.「自分ならできる!という自信(自己効力感)」
2.「やれば良い結果が得られそう!という期待(結果期待)」
3.「これだけは達成したい!という目標(個人的目標)」
今振り返ると、わたしも受験や資格試験の時、モチベーションを維持するのにこの3つのことを
自然に意識していたように思います。
もちろん何かを始めるには勇気とエネルギーが必要です。でも一度始めてしまえば
「慣性の法則」が働き、やり続けることがそれほど苦ではなくなるかもしれません。
始めるきっかけは、大きな意義のあることでなくてもいいし、立派な心構えでなくてもいいと
思うのです。
ほんの少しの興味や好奇心があれば、それで十分です。
まずは「一歩踏み出す」、この一歩こそが実はとても大切なのではないでしょうか。
わたしたちカウンセラーは皆さんがその一歩を踏み出せるよう全力でサポートしたいと
思っています。
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